臨床研究の助成について

本財団では、臨床研究の助成においては以下の全項目を順守し、公正な公募および選考を行っております。

  1. 本財団は、定款第3条に従い、生命科学研究、とりわけ創薬・治療法の開発・実用化研究を奨励し、国民の保健と医療の発展及び治療薬剤の進歩に貢献することを目的として研究助成事業を実施しています。
  2. 公募対象となる臨床研究課題については、本財団の主たる出捐者であるアステラス製薬株式会社の製品あるいは臨床開発品を用いるものを助成対象外とすること以外は、制約は設けておりません。
  3. 提案研究を主に日本国内で実施する研究者であれば、どなたでもご応募いただけます。
  4. 公募は本財団ウェブサイトで行っており、応募機会は一般に開かれています。
  5. 選考委員会で公正に選考し、理事会で決定いたします。アステラス製薬株式会社の関係者は、選考に関与しません。
  6. 大学等公的研究機関の教授クラスの生命科学の高度な専門家が、選考委員として選考を実施します。
  7. 研究助成金交付対象者の氏名、所属機関(交付時)、研究テーマ名を本財団ウェブサイトで公表しています。
  8. 研究助成金交付対象者には、交付翌年の研究報告会で研究成果を発表して頂いた上で研究報告書を御提出いただきます。本報告書は、知的財産権の保護に留意した上で、提出から約1年3か月後に助成研究報告集としてとりまとめ、本財団ウェブサイトで公表致します。
  9. 本財団は上記8項目を順守し、変更する場合には、本財団ウェブサイトで変更内容を公表いたします。

以上

公益財団法人アステラス病態代謝研究会
理事長 熊ノ郷 淳